3月16日に Microsoft が「こんなのできたよ」って発表されました。
その発表の動画が衝撃的すぎて本当に驚きです。簡単にいうと、「普段使っているOffice(ワード、エクセル、パワーポイント 、 teams)」 にAIが搭載されて、 microsoft 365 Copilotという驚くべき能力を持った新Officeを作ったという感じの説明になるのですが、、、内容がすごい。
操縦士は皆さんで あなたをサポートする 優秀な 副操縦士
このCopilotっていうのは 日本語で 副操縦士 という意味なんです。
操縦士は皆さんで「あなたをサポートする優秀な 副操縦士としてOfficeが働きますよ」という意味のネーミングみたいですね 。
AI は操縦桿 は握りませんから「安心してくださいね」といったアピールですかね
なぜ副操縦士が必要か?
「Microsoft Office」ってものすごい数の機能がいっぱい詰め込まれていますよね。
でも、それを使いこなせてる人はほとんどいない気がします。(私の知る限り)。
ほとんどの人は10%ぐらいの機能しか使うことができていないとマイクロソフトも動画の中で説明していました。
しかし、Microsoft 365 Copilotを使うと、残りの90%を最適な形で自動的に使ってくれるということらしいんです。
会社でよくあるパターン
「経験も知識も決定権もあるんだけれども、IT に弱くて資料が作れない人」って結構いっぱいいると思うんですよね。
「Microsoft 365Copilot」に、本当に簡単な日本語で指示をだすことによって、資料が簡単に作られてしまうわけです。
IT知識も何も必要ありません。
まさに「IT が苦手な人と IT が得意な人の格差を埋めてくれる技術」がこのOffice365 Copilotなんですね。
もちろん、ITが何となく使える人にとっても こういった AI を使うとかなり時短にはなると思うんですけれども、今回の進化はITのできない人の方が恩恵が大きいのかもしれません。
もう間もなく 使えるようになります
今は 数社の企業にクローズ の状態で使ってもらって、「バグがないか」 というのを、テストしている段階だそうです。
それが終わったら「実際に使えるようになる」ということです。
具体的にどんなことできちゃうの?
「一般的な事務作業の9割の仕事がなくなる」レベルになるとおもいます。
Officeの項目ごとに簡単にみてみると、
teams編(WEB会議)
例えば)会議に少し遅れたとしましょう。
「ここまで 何が議論されたのか教えてって」Copilotにお願いをすると、Copilotが「誰が何を言って 何を指示をしたのか」っていうのを教えてくれます。
特にすごいなあと思ったのが、会議のメンバーの感情を教えてくれるということなんです。「何に不満を感じて、何に満足をしています」というのを教えてくれるんです。
グループは在庫状況について複雑な感情を持っているようです。
一方で、彼らは顧客のための短いリードタイムとインセンティブを持つバイオパッケージングカテゴリに満足しています。一方、彼らは長いリードタイムとサプライチェーンの問題がある再生可能エネルギーのカテゴリーを心配しています。
さらに「今回の議題で、まだ未解決の課題は何なのか」っていうのを教えてくれたり、
さらに、会議中に 「顧客データベースから相手の情報(主な主要分野など)の最新情報」を教えてくれたり、「相手の 競合他社」 なんかを教えてくれて、「提案材料をお膳立て」してくれるそうです。
そして会議が終わると「今の会議内容を要約して、次に何をすべきか っていうのを提案」してくれるんです。
また、「何か急用があって会議に出れない」時には、「フォロー」というボタンを押しておくと、「何が議論されたのか」という内容を要約して教えてくれるんです。
内容が全て 長い活字で送られてくると読む気が失せちゃいますが、要約して短い文章で教えてくれるっていうのがうれしいですよね。
そして「ここをもう少し細かく教えて」と指示を出すと、詳細を教えてくれるんですね。
エクセル編
会社の業績をまとめたエクセルの表があるとして
ここで「Copilot」を、呼び出してですね
「この四半期の成績を分析して3つの主要な傾向にまとめてください」というお願いをすると、
「3つの要点」を教えてくれました。
写真の例では
• 今四半期に減少しているProsewareを除く、すべての顧客の売上は上昇傾向にあります。
• 第3四半期に増加した後、今四半期の製造コストは減少しています。
• 低割引製品は、先月の総売上高のほぼ半分を占めました。
などと教えてくれています。
そして、「その下がってる 顧客の内訳を見せてください」と言うと、
このデータの中から「新しいシートに、その業績が下がってる 顧客だけを切り取ってくれて、さらにグラフまで作ってくれます 」
さらに、「この表 ちょっと見にくいので色分けしてください」という指示を出すと色分けがされました
そうすると 「あ なるほど ここが下がってるんだな(上の写真の矢印の「‐9%」)」ということがわかるわけですね。
「ここが下がっていなかったらどんな感じだったのか試算をしてください」 というと、こんな感じで 試算をしてくれます。
Word編
ここにCopilotに「こういった内容の記事を作って」という風にお願いをして作ってもらう。
こういう風に文章ができる。感じです。
これはチャット GPT でも同じことができますね。
ワードはあまり 目新しいことはないというのが感想です。
ワードにチャット GPT が入ったという感じですね。
Powerpoint編
「パワーポイント」は、これは進化を遂げました!!
ボリュームがあるの別記事で記載します。
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